ももたろうのUC Davis留学記

2016年9月から2017年6月までUC Davisに留学します。

アメリカで日本語を学ぶ学生の話

11月も終わる...

二回目の中間試験も終わり、あと三週間くらいで期末試験です。

クォーターって本当に早いですね。ただ学事歴改革後の東大の一学期(S1とか)よりは長いですけど。

はじめは、目を勝っ開いて授業聞いてましたけど、今は授業をなんとなく受けながら、理解する技術が上がった気がします。いいのか悪いのか分からない...

Davisのここまでの印象

UC DavisはUC系列だけあって、生徒はみんな優秀だと思うんですが、真面目かと言われると、微妙だなと思う今日この頃です。

1,2年生の授業をとってるからなのか、出席をとっていないからなのかわからないですが、授業にこない学生が多いです。東大と同じだって思いました(笑) 実験系の授業はさすがに来るけれど、出席がなくて、かつ講義形式の授業には半分くらいしか来ていない印象です。

そこで覚えた新しいslangです。

ditch classes

= 授業をサボる

使わないことを祈る。

アメリカで日本語を学ぶ学生の話

少し関係ない話をしてしまいましたが、タイトルの話をしようと思います。

今ボランティアで、日本語の授業のチューターをしています。何をやっているかはその日によって違うのですが、ディスカッションのときの相手役になったり授業中の質問に答えたりしています。私がチューターをしているクラスは中級のクラスで、だいたいの文法は終わっていて、日本語での会話がなんとなくできる程度の日本語力です。

日本語の勉強している学生と友達になれたら面白いかなと思って始めました。今ではけっこう仲良くしてもらっています。やっぱり日本について知ってる人と話すときのほうが気が楽だなと改めて思います。(笑)

どんな人たちが勉強しているのか?

私がチューターをしているクラスの学生は、予想通り、というかやはりというか、アジア系の学生が8割以上を占めています。アングロサクソン系の人は23人中2人しかいないです。

人口比的にと漢字文化圏ということで中国系の人が多くなるのはわかりますが、やはりアジア系の人が多いのは、昔から日本のドラマとかアニメ見ている人が多いからみたいです。

日本語のクラスの友達と話すときには、今やってる日本のドラマの話とか、ガッキーが可愛すぎる話とか(笑)、昔のドラマの話とかがポンポン出てきてびっくりします。

私より日本のドラマとかアニメとか詳しいんじゃないだろうか。。。

あとやはりヲタクっぽい感じの人も多いです。アニメTシャツを着てくるな、って感じです。(いや偏見じゃないですけど(笑)まわりの人びっくりしてるよ?って思いつつ見てます(笑)) この間は「豚野郎」っていうTシャツきている人がいて、先生がつい突っ込んでました。)

そして、ヲタクの愛は世界共通みたいで、プレゼンをする会では、主旨からはずれても推しアニメの話をする人とかいました。面白い。。。

授業中

そして、一番面白いなと思ったのは、日本語で話しているからなのか分からないのですが、私が履修している他の授業と比べると、手をあげたり、質問に答えたりする人が圧倒的に少ないということです。

英語で話すときはみんな元気なのに、授業中は本当に静かで、先生が話を振っても「シーーーーン」っていうオノマトペがぴったりなくらい静かです。

「これが日本語の力...?」とか勝手に思ってます(笑)

日本人じゃなくても、日本語を話しているだけで、積極性が失われるのだとしたら、日本語はすごい言語ですね。(暴論)


だんだん更新しなくなってきました(笑)

9月はたくさん書いてたのになぁ、と反省しつつ、また何か書くことないかなと考えています。

今日の夜は Mandavi Centerという、とても綺麗なコンサートホールで行われるコンサートを見に行ってきます。

mondavi.ucdavis.edu

非常にきれいな外観なのですが、まだ一度も中に入ったことがなかったのでとても楽しみです。